ビタミンDは、近年の研究で健康維持に欠かせない栄養素として注目されています。しかし、日本人の多くが不足していることも明らかになっており、実際に医師が診療を行う中でもビタミンD不足の患者さんは少なくありません。
今回の記事では、平島先生・秋山先生が開発した「ビタファイブ」に込めた思いや、なぜ血中ビタミンD濃度50ng/mL以上を目標としているのか、さらにビタミンDが免疫や腸内環境にどのような働きをするのかについて、分かりやすく解説します。
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本記事には、出演医師が開発・監修に関わる商品に関する紹介が含まれています。記事内の医学・健康情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品による効果を保証するものではありません。商品の利用については、体調や服薬状況をご確認のうえ、必要に応じて医師・薬剤師などの専門家へご相談ください。
日本人の98%がビタミンD不足といわれる理由
ビタミンDというと、「骨を丈夫にするビタミン」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
もちろんその役割は重要ですが、近年ではそれだけではないことが分かってきています。
ビタミンDは、骨の健康だけでなく、
- 免疫機能の維持
- 腸内環境の改善
- 炎症のコントロール
- 感染症予防
- アレルギーとの関連
など、全身の健康に深く関わる栄養素です。
しかし、日本人は慢性的にビタミンDが不足しているといわれています。
慈恵医科大学などの報告では、日本人の約98%が十分なビタミンD濃度に達していないというデータも紹介されています。
実際にクリニックで採血を行っても、多くの患者さんが20ng/mL前後、あるいはそれ以下というケースが少なくありません。
この背景には、
- 紫外線対策による日光不足
- 食生活の変化
- 魚を食べる機会の減少
- 屋内で過ごす時間の増加
など、現代人ならではの生活習慣が関係しています。
「日光を浴びていれば大丈夫」と思われがちですが、季節や年齢、生活スタイルによって体内で作られる量は大きく変わります。
さらに、日本人は欧米人に比べてもビタミンD不足になりやすいことが知られており、食事だけで必要量を補うことは非常に難しいと考えられています。
東京慈恵会医科大学などの研究チームは、2019年4月から2020年3月に東京都内で健康診断を受けた5,518人の血液を調査しました。その結果、血中25(OH)D濃度が30ng/mL未満だった人は98%に上り、ビタミンDが十分な人はごくわずかでした。また、若い人ほど不足の割合が高く、シイタケなどに含まれる植物由来のビタミンD2は、ほとんど検出されませんでした。ビタミンDは骨の健康維持に欠かせない栄養素です。ただし、この結果は日本人全体を無作為に調べたものではなく、東京都内の健診受診者を対象とした調査である点には注意が必要です。
なぜ血中濃度50ng/mL以上を目標にしているのか?
動画の中でも繰り返し語られていたのが、「血中ビタミンD濃度50ng/mL以上を目指したい」という考え方です。
ここでいう「血中濃度」とは、採血によって測定される体内のビタミンDの状態を示す数値です。
一般的には、
- 20ng/mL未満:欠乏
- 20~30ng/mL:不足
- 30ng/mL以上:充足
- 50~80ng/mL:より良好な状態(至適濃度として考える専門家もいます)
という目安が用いられることがあります。
先生方はこれまでの研究や臨床経験を踏まえ、「免疫機能を十分に発揮させるためには50以上を目指したい」と考えています。
一方で、「国が推奨している摂取量はもっと少ないのでは?」という疑問を持つ方もいるでしょう。
日本の食事摂取基準では、ビタミンDの推奨量は1日8.5μg(約340IU)となっています。
しかし、この数値は欠乏症を防ぐための最低限の量であり、健康増進や免疫機能の維持を目的とした量とは考え方が異なります。
これはビタミンDだけではなく、多くの栄養素にも共通している考え方です。
そのため先生方は、「血中濃度50以上を維持するには、1日3,000〜4,000IU程度の摂取が必要ではないか」という結論に至りました。
なぜ4,000IUという配合にこだわったのか?
市販されているビタミンDサプリメントを見ると、400IU〜1,000IU程度の商品が多く販売されています。
もちろん、それらにも意味はあります。
しかし、50ng/mL以上という目標を考えた場合、その量だけでは十分に血中濃度を上げることが難しいケースがあります。
そこでビタファイブでは、1日4粒で4,000IUという設計を採用しました。
さらに特徴的なのが、「1粒1,000IU」にしたことです。

これは、人によって必要量が異なるためです。
例えば、
- 普段は4粒飲む
- 夏場は少し減らす
- 花粉症シーズン前は増やす
など、その人の状態に応じて調整しやすいように設計されています。
先生方自身も実際に血液検査を繰り返しながら、自分たちの体で変化を確認しており、「血中濃度は意外とコントロールできる」ということも実感されたそうです。
また、健康維持だけでなく、将来的な病気のリスクを考えた栄養管理という意味でも、十分なビタミンDを維持することは重要だと考えられています。
病院で処方されるビタミンDとの違いとは?
患者さんからよく寄せられる質問の一つが、「病院で処方されるビタミンDと何が違うのですか?」というものです。
実は、病院で骨粗しょう症などの治療に使用されるビタミンD製剤と、ビタファイブに配合されているビタミンDでは、体内での働き方が異なります。
病院で処方されることが多いのは活性型ビタミンDです。これは、すでに体内で働ける状態になっているビタミンDで、骨粗しょう症などの治療では非常に重要な薬です。
一方で、健康な方が予防目的で大量に摂取すると、血液中のカルシウム濃度が過剰に上昇するなど、副作用のリスクが高まる可能性があります。そのため、医師の管理のもとで使用することが前提となります。
対してビタファイブに採用されているのは貯蔵型ビタミンD3です。
貯蔵型ビタミンDは、一度体内に蓄えられ、必要に応じて活性型へ変換されます。つまり、体が必要なタイミングで必要な量だけ利用できる仕組みになっているため、健康管理を目的として継続的に摂取しやすいという特徴があります。
先生方も「攻めの健康管理」を考えたとき、全身の細胞へ安定してビタミンDを届けるには、この貯蔵型が最適だと判断したそうです。

原料にも徹底的にこだわった「ビタファイブ」
ビタファイブの開発で先生方が特にこだわったのが、ビタミンDの原料です。
一般的なビタミンDサプリメントの多くは、羊毛に含まれる脂質(ラノリン)を原料として作られています。
もちろん、安全性が確認されている原料ではありますが、先生方は「毎日、一生飲み続けるものだからこそ、より納得できる品質のものを選びたい」と考えました。
そこでたどり着いたのが、藻類由来のビタミンD3です。
藻類由来ビタミンD3は100%植物由来でありながら、体内では一般的なビタミンD3と同じように働くことが知られています。
さらに、
- 化学溶剤を使用しない製造方法
- 環境への配慮(サステナブル)
- 毎日安心して続けられる品質
といった点も評価され、最終的に採用されました。
当然ながら原価は大きく上がったそうですが、「患者さんや家族、自分たちが毎日飲みたいと思える品質を優先した」という先生方の言葉が印象的でした。

ビタミンDは骨だけではない!免疫や腸内環境にも重要な理由
ビタミンDは「骨のビタミン」として知られていますが、近年ではその働きがそれだけではないことが次々と明らかになっています。
特に注目されているのが、免疫機能と腸内環境への作用です。
腸は「最大の免疫器官」と呼ばれるほど、多くの免疫細胞が集まっています。
その腸の壁には、細胞同士をしっかりとつなぎ止めるタイトジャンクションという構造があります。
このタイトジャンクションが弱くなると、本来は体内へ入るべきではない未消化のタンパク質や細菌成分、毒素などが血液中へ漏れ出してしまいます。
この状態はリーキーガット(腸漏れ)と呼ばれています。
リーキーガットが起こると、
- 慢性的な炎症
- アレルギー
- 自己免疫疾患
- 肌荒れ
- 消化器症状
など、さまざまな不調との関連が指摘されています。

ビタミンDは、腸の細胞に存在するビタミンD受容体へ作用し、タイトジャンクションを構成する「クローディン」や「オクルディン」といったタンパク質の産生を促進すると考えられています。
その結果、腸のバリア機能が強化され、リーキーガットの予防につながる可能性があります。
さらに、ビタミンDはT細胞やB細胞、マクロファージなど、ほぼすべての免疫細胞にも作用することが分かっています。
その働きとして、
- 自然免疫の活性化
- 抗菌ペプチド(カテリシジン)の産生促進
- 過剰な炎症の抑制
- 必要なときだけ免疫が働くよう調整する
など、多面的な免疫調節作用が期待されています。
先生方も動画内で、「乳酸菌は腸から免疫を活性化する。一方でビタミンDは免疫細胞そのものへ直接働きかける。つまり作用するルートが全く違う」と説明されています。
そのため、乳酸菌とビタミンDを組み合わせることで、お互いの働きを補い合い、より効率的な健康管理につながるという考え方です。

ビタファイブに配合された5つの厳選成分
ビタファイブという名前の通り、このサプリメントにはビタミンDだけではなく、相乗効果を期待して5つの成分が配合されています。
それが、
- 亜鉛
- セレン
- ケルセチン
- 天然型ビタミンE
- オリーブ葉エキス
です。
先生方はこれらを「ゴレンジャー」と表現し、思わず笑ってしまう場面もありましたが、それぞれに明確な役割があります。
亜鉛は免疫機能や細胞修復を支える必須ミネラルであり、日本人に不足しやすい栄養素です。
セレンは強力な抗酸化酵素の材料となり、細胞を酸化ストレスから守る働きがあります。
ケルセチンはポリフェノールの一種で、抗炎症作用や老化細胞への作用が期待されている注目成分です。
天然型ビタミンEは細胞膜を酸化から守り、血管や肌の健康維持をサポートします。
さらにオリーブ葉エキスには、強力なポリフェノールであるヒドロキシチロソールが含まれ、悪玉コレステロールの酸化を防ぐだけでなく、悪玉菌やカンジダ菌への働きも期待されています。
先生方は「それぞれを単独で摂るのではなく、一つのゴールに向かって相乗効果を発揮する組み合わせにしたかった」と語っており、栄養学的なバランスを重視して設計したことが伝わってきました。
ビタミンD血中濃度を測定!実際の結果から分かったこと
今回の動画では、平島先生、秋山先生、内視鏡チャンネルのディレクター、そして共通の友人の4名が実際に採血を行い、ビタミンDの血中濃度を測定しました。先生方は「血中濃度を定期的に測ることは、自分の健康状態を知るうえで非常に重要」と話しています。
まず、長期間ビタミンDサプリメントを継続しているディレクターは、2023年11月時点で51.9ng/mL、2025年6月には55.8ng/mLという結果でした。以前は羊毛由来のビタミンDサプリメントを使用していましたが、その後ビタファイブへ切り替えています。本人からは「ここ1年ほど風邪を引いた記憶がない」「疲れが残りにくく、朝もすっきり起きられるようになった」という体感も紹介されました。ただし、このような体感には個人差があり、サプリメントだけでなく生活習慣全体が影響している可能性もあります。

一方、サプリメントを摂取していなかった共通の友人は、ビタミンD濃度が20ng/mLという結果でした。先生方は「日本人ではこのくらいの数値の方が非常に多い」と説明しており、食事や日光浴だけで十分なビタミンD濃度を維持する難しさを改めて実感する結果となりました。
さらに興味深かったのが、先生方ご自身による”人体実験”ともいえる検証です。
秋山先生は、これまで1日4,000IUを継続していましたが、採血の約3か月前からあえて半分の2,000IUへ減量。その結果、血中濃度は51.6ng/mLから47.7ng/mLへ低下しました。予想以上に大きく下がらなかったことから、「これまで継続して蓄積されていたビタミンDが影響しているのではないか」と考察されています。しかし、50ng/mLは下回ったため、「目標値を維持するにはやはり4,000IU程度は必要ではないか」という結論になりました。

対照的に平島先生は、4,000IUから5,000IUへ1粒増量して検証を実施。その結果、56.1ng/mLから62.7ng/mLまで上昇しました。予想通り60ng/mLを超えたことに先生自身も驚き、「ビタミンD濃度は適切な摂取量によってコントロールできることを実感した」と話されています。また、花粉症シーズン前など必要に応じて摂取量を調整するという考え方についても触れられていました。

もちろん、ビタミンDの吸収や血中濃度には体質や生活習慣など個人差があります。そのため、自分に適した摂取量を知るためには、オーソモレキュラー栄養療法などを実施している医療機関で血液検査を受けることも一つの方法です。
ビタファイブは、商品として1日あたり4,000IUを上限としております。増量を検討される場合は、パッケージ裏面の表示をご確認のうえ、体質などの個人差をご考慮ください。
最終的な摂取量の判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
まとめ
ビタミンDは、これまで「骨を丈夫にするビタミン」として知られてきました。しかし近年では、免疫機能の調整や腸内環境の維持、慢性的な炎症の抑制など、全身の健康に関わる重要な栄養素であることが分かってきています。
一方で、日本人の多くはビタミンDが不足しているとされ、食事や日光浴だけで十分な量を確保することは決して簡単ではありません。
今回紹介されたビタファイブは、「医師自身が毎日安心して飲みたい」と思える品質を追求して開発されたサプリメントです。ビタミンDだけでなく、亜鉛・セレン・ケルセチン・天然型ビタミンE・オリーブ葉エキスを組み合わせることで、それぞれの成分が相乗効果を発揮する設計になっています。
動画の最後には、「細胞レベルで健康になっていこう」「細胞的にモテる体を目指そう」という先生方らしいユーモアあふれるやり取りもあり、終始和やかな雰囲気で締めくくられていました。患者さんやご家族にも自信を持って勧められるものを作りたいという先生方の思いが、随所から伝わってくる内容だったのではないでしょうか。健康づくりは一朝一夕で完成するものではありません。日々の食事や運動、睡眠に加え、自分に不足している栄養素を知り、適切に補っていくことが将来の健康につながる第一歩といえるでしょう。
用語解説
1. ビタミンD
骨の健康だけでなく、免疫機能や筋肉、腸内環境など全身の健康維持に関わる脂溶性ビタミンです。
2. 血中ビタミンD濃度
血液中に存在するビタミンDの量を示す指標で、体内のビタミンD充足状態を評価するために用いられます。
3. IU(国際単位)
ビタミンやホルモンなどの生理活性を表す単位です。ビタミンDでは40IU=約1μgに相当します。
4. 活性型ビタミンD
体内ですぐに作用するビタミンDで、主に骨粗しょう症などの治療薬として使用されます。
5. 貯蔵型ビタミンD
体内に蓄えられ、必要に応じて活性型へ変換されるビタミンDです。健康維持を目的としたサプリメントで広く利用されています。
6. リーキーガット(腸漏れ)
腸のバリア機能が低下し、本来体内へ入らない物質が血液中へ漏れ出してしまう状態です。
7. タイトジャンクション
腸の細胞同士を密着させる構造で、異物の侵入を防ぐ重要なバリア機能を担っています。
8. ケルセチン
玉ねぎなどに含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用が期待されています。
9. セレン
体内の抗酸化酵素の構成成分となる必須ミネラルで、細胞を酸化ストレスから守る働きを担っています。
10. オーソモレキュラー栄養療法
血液検査などを活用して栄養状態を評価し、一人ひとりに必要な栄養素を補うことで健康維持や体調改善を目指す医療アプローチです。