表を見るな!裏を見ろ!商品の成分表はこう見れば完璧!

    さて、皆さんはスーパーやドラッグストアで食べ物やサプリメントなどを買う機会がよくあるのではないかと思います。おそらくそんな機会ってほぼ毎日ありますよね。

    「何を買おうかな」って悩んでる時、商品の表のパッケージを見て選んでませんか?

    表のパッケージにはそれこそ購買意欲をそそるような、ポップな色彩やフォントで描かれたフレーズが目に飛び込んできますよね。

    人間は商品を購入する時、まずは目に飛び込んだ情報を元に、感情や感覚(右脳)で購入を無意識に決め、その後理屈(左脳)でそれを正当化しようとする働きがあるそうです。

    例えば、お菓子のパッケージを見てみると、

    「乳酸菌入り!」とか「食物繊維豊富!」とか表に書いてあるのを見たことありませんか?

    お菓子みたいに罪悪感のあるものって、

    「これ食べたい!」と感覚的に思った後、言い訳を添えて購入を正当化できるように、体に良さそうな栄養素が書いてあるんですよね。

    確かに、乳酸菌入りとか食物繊維豊富とか書いてあったら、体に良さそうだという言い訳になって、ついつい購入してしまうことはよくあります。

    でも、ちょっと待ってください!(ナカショウ風に)

    真実は表には書いてありません!裏に書いてあります!

    まさに

    「表を見るな!裏を見ろ!」です。

    食べ物やサプリメントの裏側には商品表示表が必ず書いてあります。

    そこにこそ、その商品の真実が書かれてあるんです。

    ただ、裏に書いてある商品表示表って全然面白くないんですよね。

    ただ活字がダラダラと書いてあって、体に良いのか悪いのかわからない原材料名が羅列している。。。

    そう思っている方多いのではないでしょうか?

    ここでは、裏の商品表示表の見方についてわかりやすく解説していきたいと思います!

    この解説を見終わった後、あなたは必ず商品表示表を見るようになります。

    ここでは、

    1. 商品の原材料の基礎編
    2. 商品表示法の見方

    について解説していきたいと思います。

    商品の原材料の基礎編

    まず我々が口にする食べ物やサプリメントといった商品は、大きく食品原料と添加物で作られています。

    究極の理想形を言えば、食品原料だけで商品を作った方が、私たちの体にとってはそれが自然なわけです。食品原料はそのほとんどが栄養素となり、我々の細胞を作る元になりますから。

    ところが、理想通りにはなかなかならないんです。

    大量生産しようと考えると、食品原料だけでは製造や加工がしにくく、ある程度保存ができないといけなかったり、食欲をそそるような香りや彩りも必要だったりで、商品を作るってのはとても難しいんですよね。

    ですので、そういったものを満たすために添加物を使います。

    それでは、添加物は具体的にどのような目的で添加されるのでしょうか。

    それは以下の4つです。

    1. 食品の製造や加工
    2. 食品の風味や色合いを良くする
    3. 食品の腐敗や変質を遅らせて保存を良くする
    4. 食品の栄養成分を強化する

    が主な目的になります。

    つまり、④以外の添加物は基本的に、私たちの細胞を作る材料にならないです。極論すると、添加物は体にとって不要なものがほとんどであるということになります。

    まあ、そういう不要なものは基本的には肝臓で処理されたり、腎臓で排泄されたり、便と一緒になって排泄されたりするので適量であれば問題ないとされています。

    一部、体内に蓄積されていくものもあると言われていますが、ここでは割愛します。

    さて、それではここで添加物について解説したいと思います。

    添加物は大きく4つに分けられます。

    1. 指定添加物:現在、472品目あります。
    2. 既存添加物:現在、357品目あります。
    3. 一般飲食物添加物:約100品目がリストアップされています。
    4. 天然香料:約600品目がリストアップされています。

    です。

    それぞれを解説していきましょう!

    A.指定添加物

    食品衛生法第12条に基づき、厚生労働大臣が安全と判断して使用を認めた添加物です。

    この指定添加物の多くが、化学的に合成された合成添加物になります。

    具体的には

    ・人工甘味料など、自然には存在しないもの(アスパルテームなど)

    ・保存料であるソルビン酸や安息香酸ナトリウムなど

    これらをまとめて指定添加物と呼びます。

    厚生労働省が認可した472品目しか使用することはできません。

    B.既存添加物

    化学合成品以外の添加物のうち、天然に存在するものから特定の成分を抽出した添加物のことです。以前から広く使用されており、長い食経験がある天然添加物になります。

    厚生労働省が認可した357品目しか使用することはできません。

    例としては、ウコン色素(カレー粉の色)、沈降炭酸カルシウムなどです。

    C.一般飲食物添加物

    普段私たちが食べているものを添加物と同じような目的で使います。

    厚生労働省がリストアップした84品目以外のものでも使用することができます。

    例として、寒天、でんぷんなど、食べ物としても食べられますが、食品を固めたりするような添加物として利用されるもののことです。

    D.天然香料

    動植物から抽出された香り成分です。食品の香り付けの用途で使われます。

    厚生労働省がリストアップした600品目以外のものでも使用することができます。

    わかりにくいので簡単にまとめると

    人工的に合成されたものが指定添加物、天然に存在するものから合成されたものが既存添加物。

    一般飲食物添加物はもともと食品ですし、天然香料は植物から抽出されているものですので合成物ではありません。

    つまりここでは、AとBが本来の意味での添加物ということになります。

    これらの添加物の危険性ってどうなんでしょうか?

    なんとなく、指定添加物は人工的に作っているので体に悪そうですし、既存添加物は天然に存在するものから作っており、長い食経験もあるから体には良さそうな気がしますよね。

    これらが体に良いのか悪いのかはここでは割愛します。添加物ですから、摂りすぎると体に悪影響を及ぼすものもあるでしょうし、特に問題ないものだってあります。

    どんな栄養素だって摂りすぎはよくないです。ただ、添加物は体の栄養にならないものがあることだけは覚えておきましょう。

    商品表示法の見方

    それでは商品表示法の見方について解説していきましょう!

    ここで詳しく説明すると訳わからなくなりますので、最低限これだけ理解しておけば商品表示表を見れるようになる、というところだけまとめてます。

    商品表示を見ると、

    まずは名称があります。

    そしてその下に原材料名が書いてあります。私たちが見たいのはここです。ここに注目してください。

    1. 原材料名は原則として、食品原料を先に表示し、/(スラッシュ)のあとか、あるいは改行したところに食品添加物が書いてあります。それぞれ、重量割合の多い順に表示されているのがポイントです。
    2. 食品原料で1番目に書いている食品原料は原産地かあるいは製造地をかっこ書きしないといけないことになっていますのでまずはここ参考にしてください
    3. 次に/(スラッシュ)のあとに書いてある食品添加物の欄の解説です。ここがみなさんが一番見たいところではないでしょうか。

    食品添加物の表示は「物質名だけ」「用途名つき物質名」「用途名だけ」の3つに分けられます。

    基本的に、食品添加物の欄には、物質名を表示することが原則になっていると思ってください。

    ただ、物質名だけでは何の目的で使われているか分からないものがあります。

    そんな時は、用途名をつけてかっこ書きで物質名を入れます。

    例えば、「パプリカ色素」→あ、色付けに使ってるんだな、というのが分かります。

    それでは「亜硝酸Na」→ん?なんの目的で使ってんの?となりますので、発色剤(亜硝酸Na)という感じで表示するんです。

    このように「用途名つき物質名」の場合、用途名の後にかっこ書きで物質名が書かれています。

    そのように表示しないといけないのは以下の用途に使われている添加物です。

    • 甘味料
    • 着色料
    • 保存料
    • 増粘剤、安定剤、ゲル化剤または糊料
    • 酸化防止剤
    • 発色剤
    • 漂白剤
    • 防かび剤または防ばい剤

    例えば、発色剤(亜硝酸Na)であれば、発色剤が用途名であり、亜硝酸Naが物質名になります。

    甘味料(アスパルテーム)であれば、甘味料が用途名で、アスパルテームが物質名になります。

    それでは、「用途名のみ」のケースはどうでしょうか。

    これは、複数の添加物を使うことが多い添加物は「用途名のみ」=「一括名」で表示します。

    この表示が認められているのは以下の添加物です。

    • 酸味料
    • 調味料
    • 香料
    • pH調整剤
    • 膨張剤
    • 乳化剤
    • イーストフード
    • かんすい
    • ガムベース
    • チューインガム軟化剤
    • 豆腐用凝固剤
    • 苦味料
    • 光沢剤
    • 酵素

    これらの添加物は、複数の添加物が使われている可能性があります。

    例えば、調味料(アミノ酸等)となっていればいくつかの種類の調味料が使われていることになります。

    そして、これは私個人の感想ですが、食品添加物で、「用途名だけ」、あるいは「用途名つき物質名」の数が多いと、なんとなく体に悪そうなイメージを持ってます。

    これはあくまで私の個人的なイメージですので参考にされる必要は全くありませんが。

    そして大体最後にアレルゲンが書いてあります。(〜を含む)と書いてあるのがアレルゲンです。

    それでは具体的に食品表示表を見てみましょう!

    名称総菜パン
    原材料名小麦粉(国内製造)、ソーセージ、砂糖混合異性化液糖、マーガリン、
    油脂加工品、卵、パン酵母、食塩、乳化油脂、脱脂粉乳/
    カゼインNa、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、増粘多糖類、酢酸(Na)、保存料(ソルビン酸)、イーストフード、酸化防止剤(V.C)、香料、発色剤(亜硝酸Na)、カラメル色素、
    (一部に乳成分・卵・小麦・大豆・とり肉・豚肉を含む)
    内容量1個
    消費期限表面に記載

    惣菜パンの商品表示の一例を作ってみました。惣菜パンって大体こんな感じです。

    原材料名の小麦粉は国内製造のようです。そしてどうやらソーセージ入りの惣菜パンであることが分かります。

    スラッシュ以下が添加物になります。結構な添加物を使っていることが分かりますね。

    添加物の中でも用途名は

    調味料(アミノ酸等)、乳化剤、増粘多糖類、保存料(ソルビン酸)、酸化防止剤(V.C)、香料、発色剤(亜硝酸Na)

    です。

    うーん、個人的にはこれを見てしまうと買う気が失せてきますね。毎日は食べないほうが良いかなと思ってしまいます。

    名称たんぱく含有食品
    原材料名大豆たんぱく(国内製造)、オリゴ糖、食用酵母抽出物、りんごファイバー、グルコマンナン、コラーゲンペプチド(さけ・ゼラチンを含む)
    アサイー末、カカオエキス末、乳酸菌末/
    ビタミンC、香料、クエン酸、酸化マグネシウム、甘味料(ラカンカ抽出物)、ヘム鉄、ヒアルロン酸、亜鉛、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、ビタミンB12、葉酸、ビタミンD3
    内容量300g
    賞味期限枠外下部に記載

    これはプロテインの一例を作ってみました。

    国内製造の大豆たんぱくを使っているので、ソイプロテインであることが分かりますね。

    添加物の欄を見てみると、各種ビタミンやミネラルが結構添加されていますね。プロテインですが、色々な栄養素が摂れます。

    用途名を拾い上げてみると、香料と甘味料のみです。しかも甘味料は人工甘味料ではなく、ラカンカをしようしているので問題ないということが分かります。

    個人的には、このプロテインは体に良さそうだ、という結論になります。

    いかがだったでしょうか。

    これから商品を買うときは、ぜひ表だけはなく、裏の商品表示も意識して見るようにしましょう!